予測分析による新たなデータ活用法
2022年8月
日本アタウェイ株式会社
予測分析とは
「予測分析」を使用すると、レポート作成における視点は、過去のデータを見るものから将来的な可能性を見るものへと変わります。 両方の分析アプローチの共通点は、現状のデータがステートメントを決定するための基準として使用されるということです。 しかし、以前のレポートは、会社に関する利用可能な情報のプレゼンテーションで終了しますが予測分析は利用可能なデータに基づいて、今後のビジネス展開の可能性に関するステートメントが導出されます。このデータ分析に対する視点の変化は、将来の意思決定方法を大きく変えることになるでしょう!
予測分析が生み出す機会
SAP はBusiness ByDesign®にこの予測分析システムを取り入れる研究を進めています。では、この予測分析機能はどのような質問に答えてくれるのでしょうか?
例:
チャンスに見込みが有るのか否か
予測結果が出る確率はどれくらいか
これらの質問には、いわゆる「シナリオ」、「モデル」、および「予測実行」と呼ばれる機能を使用して回答を得ることができます。「シナリオ」と「モデル」は、結果が知られている事例に基づいて、統計的方法を使用してパターンを決定します。 これは「トレーニング」とも呼ばれます。 「予測実行」を使用すると、これらのパターンは、将来の開発を予測するために、将来の機会に適用されます。つまり予測分析は主観的評価と客観的評価が異なる機会を具体的に特定することができるという事です。さらには危険な投資を避けることにも繋げられます。
(※)参照元 https://ibis-consulting.de/predictive-analytics-with-sap-business-bydesign/
まとめ
SAP Business ByDesign®は今後もアップデートを継続し、最新のデータ分析機能の提供をクラウドソリューションによって可能にします。変化の加速する現代市場において、企業が競争優位性を確立するためには、デジタル技術の活用によって経営体制に変革をもたらし、競合他社にはない付加価値を創出する仕組みを構築しなくてはなりません。そのためには、優れたデジタルソリューションを導入するとともに、事業活動を通じて収集・蓄積されたデータの戦略的な活用が求められます。データに基づいた分析で企業の未来を構築するSAP提供のERPシステムBusiness By Design® の導入をぜひご検討ください。
日本アタウェイについて
アタウェイはプロセスやシステムに関するコンサルティングをグローバルで提供しており、2000年にフランスで設立後、現在は14か国、19拠点に展開しております。
日本アタウェイは、アタウェイの日本法人として2007年に設立後、多数のプロジェクトの成功に寄与した実績を保持しています。専門業務・製品知識 を有するコンサルタントが多数在籍しており、ほぼ全てのコンサルタントが日英バイリンガルです。言語、文化、働き方の違いなど、グローバルプロジェクトの課題・難しさを熟知した少数精鋭チームで、お客様と一丸となって柔軟にプロジェクトを遂行し、投資対効果を重視したコンサルティングサービスを提供しています。
日本アタウェイは財務、サプライチェーン、人事等の日本の基幹業務に精通しており、またプロジェクトマネジメントやチェンジマネジメントのサービスも提供しています。SAPのオンプレミス型及びクラウド製品(ByDesign®、SuccessFactors®)、Kronos®ワークフォースマネジメント製品に加えOracle®のオンプレミスやクラウド製品の導入も手掛けています。
また日本アタウェイは、日本で唯一Prosci®のチェンジマネジメント認定資格を提供しています。
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日本アタウェイ株式会社
電話:03-6206-1444(会社代表)